「戦争と女性の人権博物館」チャリティコンサートのご案内
日本軍「慰安婦」被害者のための「戦争と女性の人権博物館」支援のため、下記のとおりチャリティコンサートを開催することになりました。開催までに1ヶ月しかなく、しかも200名という小さな会場のため、席を埋め尽くさないことにはチャリティとしては成功しません。しかも現在チケットはほとんど売れていない状況、これからのスタートです。
もちろん出演者は李政美と寿という夢の競演ですから、内容はとてもいいものになることは間違いありません。コンサートとして楽しめるよう、実行委員会は準備を一生懸命進めています。
みなさま、何卒お力をお貸しいただき、コンサートを成功させ、1円でも多くのお金を人権博物館建設委員会のもとに届けたいと思います。よろしくお願いいたします。
李政美×寿 ジョイント
「戦争と女性の人権博物館」オープンにむけたチャリティコンサート
日時:2011年11月5日(土) 13:00開場 13:30開演
会場:大阪市東成区民センター
チケット:3500円(要予約)
主催:ジョイントコンサート実行委員会
出演者
李政美 http://leejeongmi.com/
寿[kotobuki] http://www.kotobuki-nn.com/
[コンサート趣旨]
「17歳の私を返してください」と、金学順ハルモニが日本軍「慰安婦」被害者として初めてカミングアウトされて、今年で20年になります。また毎週水曜日12時、日本大使館前でハルモニたちが日本政府に謝罪と補償を求めていますが、12月14日にその水曜デモが1000回を向かえようとしています。
この20年間、多くの被害者が名乗りでられ、問題の解決を求めてきました。そして自分たちの体験を若い世代に伝え、自分たちのような被害者が歴史上から二度と生まれないよう伝えていくことを望んできました。
1994年から進められてきた博物館建設運動は、様々な難題を乗り越え、韓国ソウルのソンミ山の麓の土地建物を購入するところまでこぎつけることができました。現在改修と展示品の準備がすすめられています。しかしこれまで集まった資金は全て不動産の購入代金に充てられ、依然として資金難であることには変わりありません。
日本軍「慰安婦」の生存者たちは生きた歴史であり、歴史の教科書です。しかしこの20年の月日の中で生存者たちは一人、また一人とこの世を去り、韓国政府に登録された被害者234名のうち生存者は68名となってしまいました(2011年9月末現在)。
被害者の思いを伝え、世界中から戦時性暴力を根絶するためにも、「戦争と女性の人権博物館」オープンにむけ、日本からも声と募金を届けましょう。【最寄り駅】