2011年12月11日(日) 13時30分~16時30分の予定

【シベリア強制抑留・日本民族奴隷の悲劇】~三年間のソ連強制抑留体験を持つ元日本軍兵士、荒木正則先生のお話を聞く会~

 シベリア抑留は、北海道北半分の国土と引きかえに行われた、労働賠償の犠牲者であり生贄。
 シベリア抑留者は労働、過酷な環境での死をもって、日本の国土を守って下さったのです。
元日本軍兵士、87歳の荒木先生の抑留体験と肉弾特攻のお話を若い世代にぜひ伝えたいと企画しました。
多くのご参加をお待ちしております。


【シベリア強制抑留・日本民族奴隷の悲劇】
~三年間のソ連強制抑留体験を持つ元日本軍兵士、荒木正則先生のお話を聞く会~

 大東亜戦争後、シベリアで強制的に抑留された旧日本軍将兵、大阪府河内長野市の荒木正則さん(87)が「民族の悲劇といえる抑留の史実さえ、忘れ去られようとしている現状はあまりにつらい。多くの若い世代にぜひ真実を伝えたい」と自らの抑留経験や遺骨収集活動などについてお話下さいます。

旧ソ連のスターリン政権は、中国東北部の満州や朝鮮半島にいた旧日本軍人や民間人らを、ポツダム宣言に違反してシベリアや極東などに連行し、約10年間にわたり森林伐採などの強制労働に従事させた。日本人抑留者約60万人のうち、約1割が寒さや飢えなどの過酷な条件下で死亡したとされるが、完全な名簿はなく、犠牲者の数さえ確定していない。
熊本出身で、ソ連と満州との国境近くにあった「関東軍石頭予備士官学校」の士官候補生だった荒木さんは、終戦時21歳。強制収容所に送られ、時に氷点下60度以下という酷寒のなか、第二シベリア鉄道の工事に強制的に従事させられた。わずかなパンと水のようなスープだけの食事。寒さに打ち震え、戦友たちは栄養失調などで相次いで死亡したという。事故や病で幾度も死のふちをさまよった末、3年2ヵ月後に奇跡的に祖国の土を踏んだ荒木さんは、製鉄会社を退職後 シベリアへの慰霊訪問を重ね、政府主催の遺骨収集団にも3回加わった。

■850名が肉弾特攻、750名散華 「磨刀石の戦い」の再現映像も!  
戦車への肉弾特攻として知られる「磨刀石(まとうせき)の戦い」もビデオと講演でお話下さいます。  

【講師 荒木正則先生】

大正13年7月7日生まれ。昭和19年に満州関東軍第12国境守備隊としてソ連と満州の間の国境を守り、昭和20年7月に石頭予備士官学校に入校。同年8月9日、ソ連軍の満州侵攻により最前線でソ連軍と戦闘を体験、その後ソ連軍による強制連行の末、三年間に亘る過酷で壮絶な強制労働を強いられた。

【時間】13時30分受付  14時~ 16時半


【場所】國民會館 武藤記念ホール
大阪市中央区大手前2-1-2 國民會館住友生命ビル12階

地下鉄天満橋駅下車3番出口(大阪城方面出口)から谷町一丁目交差点東へ徒歩3分、
京阪電車天満橋駅東出口下車(谷町筋を南へ、谷町一丁目交差点東へ)徒歩6分

【主催】日本シルクロード科学倶楽部 関西 
     中曽千鶴子  おつる

 【共催】 my日本

 【協賛】 WE.ARE☆TEAM-KANSAI!

【参加費】1,000円  
終了後、希望者に懇親会を予定しています。3,000円程度 

【申し込み先】
中曽 おつる 090-3656-3350 FAX 072-776-8821
e-mail: joan_of_arc@jttk.zaq.ne.jp

当日参加も可ですが、できましたら会場の人数の関係上、
FAXか、e-mailでお申し込みくださいませ【最寄り駅】【最寄り駅】

登録番号
No.282
日時
12月11日(日) 13:30~16:30
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