韓国人歌手の金長勲(キム・ジャンフン)と韓国広報専門家の叙敬徳(ソ・ギョントク)城信女子大客員教授が、3日から4日の2日間、東京内の流動人口が最も多い新宿、渋谷、原宿などで、従軍慰安婦問題に関連するポスターを掲示したことが明らかとなった。韓国の複数のメディアが報じた。
韓国メディアは、キム・ジャンフンとソ教授が日本に在住する韓国人留学生たちの助けを借りて、東京の街のあちこちに1500枚の従軍慰安婦に関連するポスターを掲示したと伝えた。
「DO YOU HEAR?(聞こえるか?)」というタイトルの今回のポスターは、12月29日付けのウォールストリートジャーナル・アジア版に掲載した全面広告のデザインと同じ内容。
ポスターを企画したソ教授は、「世界的な有力紙の広告を通じて、国際社会で問題化し、世界の世論を喚起させる。日本国内のポスターは、日本軍慰安婦の存在すら知らない若者にアピールするために作成した」とコメントしたという。
ポスターの制作費を後援したキム・ジャンフンは、「水曜デモが1000回を超えたが、日本政府は、慰安婦問題をいつも回避している。慰安婦問題は、日韓の歴史認識の次元を超え、女性の人権回復の重要な問題であることを日本政府は知っているはずである」と説明した。
また、ソ教授は「独島や慰安婦関連の広告を掲載するたびに、日本の右翼団体の脅迫をいつも受けるが、これに屈することなく、より正々堂々と日本政府の誤りを指摘し、世界の世論を引き出そうしようと努力する予定である」と語っている。
キム・ジャンフンとソ教授は、来週には大阪と京都を中心とした関西地方でも、ポスター1500枚を掲示する予定だという。(編集担当:李信恵・山口幸治)サーチナ
●【ソウル聯合ニュース】歌手のキム・ジャンフンさんや韓国広報専門家で知られる誠心女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)客員教授らが、旧日本軍の従軍慰安婦問題を広報するポスター1500枚を東京都心で貼り付けていたことが分かった。徐敬徳氏が5日、明らかにした。
徐敬徳氏によると、今月3~4日にかけて東京の新宿、渋谷、原宿などの繁華街でポスターを貼った。貼り付け作業は日本にいる韓国人留学生が手伝い、ポスター制作費はキム・ジャンフンさんが出したという。
ポスターは「DO YOU HEAR?(聞こえますか)」というタイトル。先月末、米紙ウォールストリート・ジャーナルに掲載した全面広告と同じもので、本文を日本語に差し替えた。
徐敬徳氏は「慰安婦の存在自体を知らない日本の若者に訴えるためのポスター。2月中に関西地方でも1500枚を貼付する計画だ」と話した。
投稿者 HITOSHI