『映画「１１．２５ 自決の日、三島由紀夫と若者たち」』
六月二日（土）から全国の映画館で、鬼才・若松孝二監督による、
三島由紀夫の自決を描いた映画「一一．二五 自決の日、三島由紀夫と若者たち」
が封切られます。 この映画は三島由紀夫と森田必勝ら楯の会の隊員たちが
昭和四十五年十一月二十五日の市ヶ谷台決起に向かう道程を描いている。
三島由紀夫には井浦新、森田必勝には満島真之介、瑤子夫人には寺島しのぶが
扮している。
「三島由紀夫研究会」では試写用ＤＶＤを視聴され、歴史的背景の細かい描写
など正確でない所もあるものの、全体的に三島・森田両烈士の憂国の至情と師弟愛
の美しさが自然に描かれており、よく出来た映画であると評されている。
若松監督は５年前に「実録連合赤軍 あさま山荘への道」を発表。従来左翼シンパ、
反天皇主義者とみられていた若松氏がある意味で三島とその天皇論を肯定的に
描くような映画を今回製作したことは驚きであり、時代の変化を感じるとのことです。
この映画は、今年のカンヌ映画祭の招待作品になりました。
大阪での上映館はテアトル梅田
6/2（土)～
10:00～12:05 12:15～14:20 14:30～16:35 16:45～18:50 19:00～21:05
と 十三の第七劇場です。
6/2（土）、6/4（月）～6/8（金）
12:30（～14:35終) 14:50（～16:55終) 17:10（～19:15終) 19:30（～21:35終)
１１・２５自決の日 三島由紀夫と若者たち
http://www.wakamatsukoji.org/11.25/
【動画】若松孝二最新作「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=xNIb4kvabIQ
中曽千鶴子