2013年1月2日(水) の予定

川東より報告します。奈良地方法務局へ文書を出しました。

返答書
平成25年1月2日

奈良地方法務局長 泉本良二 殿

川東大了

平成24年11月12日付にて、そちらより勧告を頂きましたので、その勧告に対して私から返答します。

「穢多」「非人」身分について

「穢多」「非人」とは身分の事であり、過去に身分制度があった時代、士・農(百姓)・工・商・穢多・非人とあったひとつの身分であります。当然、歴史用語のひとつでもあります。
この身分制度は、今は存在しないために、当然ではありますが、現在、「穢多」は存在しないものと考えております。
さて、この「穢多」とされる身分に対して、自ら「穢多である事を誇る時が来た」と宣言している人間に対して「穢多」と呼ぶ事が「名誉を毀損する」事になる道理が分かりません。
そもそも、私は「穢多」に対して、羨ましい誇りある身分と考えておりますので、私にとっては「穢多」は蔑称ではありません。私は「穢多」を蔑んだ事がないので、全く理解出来ません。

なぜ、「穢多」が蔑称(蔑まれて当然の存在)なのか、説明をお願いします。

私が「穢多」を尊敬し、「穢多」である事を誇りに思っている人達(私に言わせれば「自称穢多」ですが)に対して「穢多」と言って、名誉毀損になる説明をお願いします。

又、私が「俺は穢多の川東だ」と自己紹介し、その結果「穢多の川東さん」と呼ばれたら、それは「名誉毀損」になるのでしょうか?

そもそも、「穢多」を蔑称などと主張する行為・思想こそが、「穢多」身分に対する差別意識の表れではないのでしょうか?

私にとって、奈良地方法務局の勧告内容が、穢多とされる身分に対して不当な差別を惹起・助長するものとして、人権擁護上看過することが出来ない。
部落解放同盟とも連携して、糾弾闘争を展開する事も検討している。

そして、私の行為(勧告をうけた行為)が「人の名誉を毀損する違法なものであることを認識」する事は出来ない、なので、自戒もする気は毛頭ない。
私は常に「人の名誉を尊重している。」
一方的に「貴方とは文書によるやりとりしかしない。」と内容証明・配達証明で宣言し、切手代の無い私に事実上の「交渉不可能」をもたらした京都人権擁護局に対して、「人の名誉を尊重するように」是非とも教育して頂きたいものである。

そして、「同和問題に対する正しい理解を深め」と書かれているが、これは是非とも私としても望む所である。
なので、その「正しい理解」を教えて頂くように強くお願いします。
まさか、「正しい理解を深めろ」と言っておいて、貴局が「正しい理解」をしていないはずはなかろう。
その「正しい理解」を私は聞いてみたいですので、どうすれば良いか回答を下さい。

「二度と同様の行為を行うことのないよう勧告する。」とありますが、既に2回ほど、水平社博物館前での街宣に挑戦しております。が、警察(と思われる)に言論弾圧を受けて、不当に憲法で保障された「言論の自由」が行使出来ておりません。
人権擁護上、私の「言論の自由」への国家権力による弾圧から「川東の基本的人権」を護るように貴局にも救済をお願いしたい。

私は差別の無い社会の創造の為に活動しており、差別の無い社会の創造の為には正しい認識・知識が必要だと考えております。又、この考え方は大阪府大東市教育委員会の「在日韓国・朝鮮人教育に関する基本指針」(1990年3月)と同じものであります。(添付資料1)
誤った歴史認識が不当な差別を惹起・助長すると言ってるのは、私だけが勝手に言ってるのではありません。

そして、水平社博物館におかれましては「強制連行された女性の中には慰安婦=性奴隷にされた人もいた」「1992年1月『軍の関与があったこと』(これは、誘拐まがいの方法で慰安婦が集められると、軍の名誉が傷つく事になるので、そのような事がないように官憲等が厳しく取り締まるように出した通達)を認めましたが、国家補償に応じようとはしていません。」と解説しました。
強制連行も歴史捏造であり、その捏造した「強制連行」から更に「強制連行された女性の中には・・」として更なる捏造(いわゆる従軍慰安婦)を行っております。
そして、日本と韓国(朝鮮)との戦後処理に関しては1965年に「完全且つ最終的に解決」しており、国家補償に応じる必要性は全くありません。
軍の関与も、括弧して説明した通りで、朝鮮人が朝鮮人を騙したり、誘拐まがいの方法で慰安婦を連れてくるので、それを取り締まるように通達したものであり、「軍による良い関与」であり、国家補償するべきであるとする「関与」ではありません。
そのような「歴史の部分」を上手く組み立てて、さも「慰安婦の強制連行」に軍が関与した事を認めたかのような誤解を恣意的に誘導する解説文であり、同時に「戦後処理」が完全且つ最終的に解決している歴史事実を意図的に隠して「日本が(補償すべきなのに)補償を行っていない」とするような認識を持たせたいとする極めて悪質かつ下劣な歴史認識誘導の意図があります。
そして、このような歴史捏造によって、不当な差別が惹起・助長される事がないように、私は歴史捏造を糾弾せざるを得ないだけです。

尚、水平社博物館が「歴史捏造」を認めて、謝罪し、反省し、原因の調査と関係者の処罰を行って再発防止に尽力し、又、歴史捏造によって生じた被害の回復の為に来館したお客様等に対して誠実に「歴史解説文に誤りがありました。実際の歴史事実は・・・」と説明するのであれば、私は水平社博物館の前で街宣をする必要がなくなります。
もしくは、水平社博物館が私に対して「当館の歴史解説が歴史的事実に間違いない」事を証拠を示して納得させてくれれば、同様に水平社博物館の前で街宣する必要もなくなります。
その際は、ご先祖様の蛮行に対する謝罪として、この命を断って償う所存でもあります。
安い命ではありますが、私の死が日朝の真の友好の礎となれば、もって瞑すべしです。

つまり、私に同様の行為を2度とやらせないのは簡単な事である。私から「やる必要」を無くしてしまえば良いだけの事である。
貴局も「2度としないように」勧告するなら、私を「やらなくて良いように」納得させたら良いだけである。

さて、こちらはもう、貴局に対して文書を送る切手代を持たないので、貴局との交渉は面談方式のみ限らせて頂く。そちらかの文書の送達は勝手にして貰っても構わないが、それに対してこちらから返信は出来ない。
京都人権擁護局も同様の行為を取っているので、私も同様に相談もなく勝手に一方的に「面談方式に限る」と宣言させて頂く。

以上

【投稿者】
言うまでもなく、川東大了

登録番号
No.601
日時
1月2日(水)
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