水平社博物館前で街宣をして来ました。
経緯を説明しますと、2回ほど街宣に出向いたのですが、「一身上(?)の都合で物理的に不可能になりました」
警察が実力で私の言論活動を妨害するのです。
そこで、道路使用許可を申請し、申請料を支払い、現場の管理権を主張出来る状態で街宣をしようと高田署に申請に行きました。
そこで、正式に高田署より「道路使用許可の申請が必要な案件ではないので、申請は必要ない。よって受理もしない」と言われました。
結局、道路使用許可は必要ないとの事で、街宣活動は「やって良い」となりました。
そこで、前回も1月22日だった事もあり、それなら、今回も1月22日にしてやれ。
と思って無理くり1月22日に決行しました。
本当は、雨天順延にしたかったのですが、奈良県警も私の街宣に備えて色々と準備をしていると思ったので、ドタキャンしても全然構わないにも関わらず、雨の中、街宣をする事にしました。
途中、雨が強くなって、一時休憩を入れました。
その休憩の前と後で、随分と音声が違っているのですが、原因は不明です。
ICレコーダーは生活防水ですが、随分濡れていたので、それが原因なのか、拡声器との距離が影響したのか・・分かりませんが、休憩後の後半は、音声が反響して聞き取りづらいものとなりました。
でも、日頃、ミクシーなどで散々述べて来た事が中心の街宣ですので、なんとなく「川東はこういう主旨の事をしゃべったんだろうな」と雰囲気だけでも理解してくれればよいかと思います。
多分、相手も録画・録音していると思いますので、裁判になれば「反訳書」で相手が文字お越しをしてくれるでしょう。
ちなみに奈良県警も税金で立派なハンディカメラを持って撮影していたので、その撮影したデータをコピーさせて欲しいとお願いしましたが、「捜査関係」のモノだから外部に出せない。と当たり前ですが、断られましたw
俺しか映っていない映像で、本人が「データのコピーを欲しい」って言ってるのだから、ケチケチせずにコピー位させてくれても良いと思いますが・・・
馬鹿な警察官がウィニーか何かで流出させれば、世界に公開されるかもしれません。
今回は、奈良県警の対応の方が、大変問題だと思いました。
水平社博物館に展示されている「穢多である事を誇り得る時が来た」を述べると公序良俗に反すると警察が言うのです。そして、「公序良俗に反するかどうかは、我々が判断する」と・・・
水平社博物館は公序良俗に反する展示物を掲示しているのだろうか・・・???
歴史用語である「穢多」を「公序良俗に反する用語」と断言したが、「武士」は構わないと・・・?
いや待てよ、白土三平の「カムイ伝」を読んだ世代なら、「武士」こそいばり散らして、弱い者いじめをして、百姓から取り上げた年貢で飯を食べて、自分たちは何も汗水を流さない存在であり、とても尊敬に値しない身分である。
それに対して穢多は、物作り日本の根底を築き上げた歴史を有し、まさに「誇り得る」身分である。
「武士」が良くて「穢多」は駄目と言う事こそが「身分差別」である。
ま、そんな事をそこでガヤガヤ議論するのも時間の無駄なので、その場では問題にしなかったが、後は善良な国民に判断を委ねたい。
歴史用語の「穢多」の使用が「一身上(?)の都合で物理的に不可能になった」ので、止む無く「ヨツって言えば良いのか?」と聞いたら「お前、何、言ってんねん」と脅された
つーか、終始、つきまとい行為をされ、身体に対する害悪の告知を受けた。
これは、国家権力が日本国憲法で保障された「言論の自由」「表現の事由」への弾圧ではないだろうか?
東京では、反天連なる団体が先帝陛下の骸骨人形をぶら下げて「靖国解体」「天皇いらない」とデモ行進をする。
日本国憲法第1条で、「日本国の国民の総意に基づいて、日本国の象徴とされる」天皇陛下を否定・侮辱する表現活動は全ての日本人の心を深く切り裂く、正に公序良俗に反する表現活動である。
その反天連のデモは東京の公安委員会が「公序良俗に反しない」と判断して、毎年、開催されている。
方や、私は歴史用語の「穢多」それも、明らかに差別的な意図とは無縁の場面での使用が「公序良俗に反する」として「これ以上発言すれば、止めさせる」と脅迫を受ける・・・・
水平社博物館は、国家権力による川東大了への言論弾圧を救済してくれるのだろうか???
これは、国家権力による川東大了への差別に他ならない。
と思うのは私だけか?
ま、何にせよ、私が一度「行く」と言った以上、必ず「行く」の有言実行は果たした。
(言わない事はやらないが、言った事は必ず実行すると言う言葉があったが、やはり、これは基本だと考える)
尚、街宣の最中に話を中断されて、最後まで言えなかった事として
・水平社博物館は1000万の損失を訴えて、150万の回収に留まっているので、損失が850万
・私は150万(+その他)を取られているが、損失は160万弱
なので、受けた損失(あくまで自己申告だが)は水平社博物館の方が上だから、負けたのは水平社博物館の方だろ。
って言う趣旨の事を言うつもりだった。
又、「穢多」が蔑称だと主張して、その主張が認められて「名誉毀損」が成立した事により、水平社博物館こそが「穢多」は誇れるような身分じゃないと宣言した事になる。と言う事も言う予定だった。
尚、私は裁判を通じて、終始「穢多は蔑称じゃない、素晴らしい誇り得る身分だ」と主張している。
又、差別された時に、相手の差別する考え方を糺して、差別をしないように矯正する事が差別をなくす道だが、差別を金に換算して金の請求にしてしまえば、「差別をされて金を貰う」と言う行為に繋がり、差別を無くす事とは逆行する。と言う事も言いたかった。
再三に渡り、国家権力の妨害により、私も苛立ち、街宣内容の変更や順番の変更を余儀なくされ、後から聞くと「あ、あれを言うつもりだったのに、言ってないや」と思う点があった。
安倍が河野談話をどうするか分からないが、もしも、安倍が河野談話を白紙撤回すれば、そして、それでも水平社博物館が歴史捏造を訂正しなければ、再び、歴史捏造を糺す必要が生じるかもしれない。
【注意】
・危険ですので、真似はしない方が良いかもしれません。自己責任でね
・今回はどうか分かりませんが、2年前の街宣は奈良地裁において「名誉毀損」が認定されています
【投稿者】
解放新聞を差別されて購入出来ない、不自由な川東大了
【肝心の音声】
mp3のまま、アップロード出来るか分からなかったので、「テスト」として平成24年5月31日の欄にアップしました。どうやら、mp3のままアップ出来たようですので、そちらからダウンロードするなりして下さい。