2013年7月7日(日) の予定

元神鷲皇國會 神谷より

 皆様ご無沙汰しています。神谷です。今まで何の音沙汰も無かったことをここに深くお詫びいたします。
この度は、今まで応援してくださった方々、一緒に活動させて頂いた方々に向けて私の思いの丈を述べさせて頂きたいと思い、この文章を書いた次第です。

 最初に、この文章はあくまでも私個人の考えであることを明示しておきたいと思います。ですので、この文章に関して私以外の活動している方々へ詰問することは遠慮して頂きたく存じます。

 私が活動を始めたのは今年の始めでした。恥ずかしながら、こういった活動に参加する以前は政治には多少の興味はあっても深く考えることは無く、ただ漠然と「韓国が嫌い」という所謂「嫌韓」と分類される者でした。
活動を通して、私が「愛国者」になれたかどうかは分かりません。ただの「嫌韓」のままかもしれません。それは私が判断することでは無く、第三者の評する所であると思います。ですが、皆様に知っておいて頂きたいのは、私の活動は決して韓国を憎む気持ちだけでは無く、「愛国心」というものが前提としてあったということです。

 もちろん、名前は出しませんが「彼」の影響があったのも事実です。私自身の活動も「彼」なくしては無かったことでしょう。活動の正否についてここで明言することはしません。ただ、私はこれまで行ってきた活動には私なりの理念があったということだけは言っておきたいと思います。
その理念を貫き通す事ができなくなってしまい、応援して下さった皆様には申し訳ない気持ちで一杯です。

 今後、活動を続けて行く方々には様々な困難が待ち受けているでしょう。世間からの評価も大きく別れますし、プライベートで肩身の狭い思いをする方も中にはおられるでしょう。ですが、それは当たり前のことです。そうでなければこういった活動は起こりません。そういった世間を変えていく、それが私達――私はもう活動を辞めてしまいましたが――の使命であると考えています。
「諦めないで頑張ってほしい」などという無責任なことは中途で辞めてしまった私の口からは言えません。ですが、決して理念や信条だけは失わないで欲しいと願っています。

 現在、若者の政治離れが進んでいます。何度か街頭演説で話したこともありますが、「政治に無関心なことがカッコいい」「政治とか関係無いし」と考えている若者があまりにも多いです。一緒に活動していた方々なら分かることと思いますが、私たちの姿を見て薄ら笑いを浮かべながら、もしくは嫌な顔をしながら通り過ぎていく若者、それが日本の未来を担う若者です。これはあまりにも危険なことではないでしょうか。
さらに若者は情報過多のこの時代においてメディアに関する警戒心というものが欠落しているように思えます。
報道を全て鵜呑みにしてしまったり、虚偽の情報を真実と思い込んでしまったり・・・それは疑いを持つということ、即ち思考することの放棄にほかなりません。思考する、ということは人間にのみ許された特権であると私は考えています。ここで言う「思考」は「知能」とは違います。与えられたもの(教えられたもの)をこなすことは最低限の「知能」があれば可能なことです。それがつまりチンパンジーや猿といった「知能」を有するとされている動物達です。ですが、「思考する」、考えを吟味することは人間にしか出来ないことです。思考の放棄、それは広義では人間であることの放棄と言えるのではないでしょうか。

 思考しなくなった人間はただの傀儡人形です。言われるままに、流れのままに――。確かにそれは楽な生き方です。ですが本当にそれで良いのか、今の若者、いえ今の日本国民には立ち止まって考えて頂きたいと思います。

 何が本当で何が嘘か。その見極めを各自の判断で行うことは「人間」として当然のことであることを今一度、肝に銘じて頂きたく思います。そしてそれを身近な人に伝えていって欲しいと切に願います。今のままでは木偶の棒が大量に生産され、日本という国は破滅の道を辿ることとなってしまいます。今の不況に絶望してなのかは分かりませんが、その日その日を刹那的に、享楽的に過ごす若者達。そういった人達には目を覚まして欲しいと、同じ若者として願っています。

 最後に、今まで一緒に活動して下さった方々、色々教えて下さった方々、そして何より応援して下さった方々。本当にありがとうございました。

2013年7月7日 神谷恭兵

登録番号
No.648
日時
7月7日(日)
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