自分も刑事裁判を受けた事があるのですが、あんまり専門的な事は分かりませんので、あと、メモはしたのですが、速記出来る訳でもなく、メモと記憶を元に書いてますので、細かい部分の間違いはあると思います。
まず、検察が新たな証拠として、ブレノさんの前科・前歴の証拠を出してました。
多分、ロートでの執行猶予付き有罪判決が確定したので、それを出したのだと思います。
その他にも何点か、証拠の採用のやり取りをしてから、被害者の富田真由美氏が意見陳述をしました。
自分達の京都での裁判の時も、富田氏は意見陳述をしており、大体、その時と同じような事を述べていました。
初公判の時に、ブレノさんやおつるさんが述べた事に対して、「反省の態度が感じられない」と強い口調で述べてました。
ブレノさんに対しては、「ノーカットは一切の偏向のない報道だと言いますが、募金詐欺をしていないと主張する私たちの主張は何も取り上げておらず、ブレノさんの動画公開こそ変更報道である」などの反論を
おつるさんに対しては、「ついつい付いて行ってしまった。万が一の時は制止するつもりだった。富田真由美と名前を言ったのは富田か確認をしたかった為で、私は平穏な話し合いを求めていた。在特会とは一緒に活動してないと自己保身から嘘を言って責任転嫁しているが、事件の後も貴方(おつるさん)は在特会の活動に参加しているし、チーム関西の事を絶賛もしている。反省の言葉も出さずに、平気で自己保身の嘘を言う貴方に反省なんて求めた私が馬鹿でした。貴方(おつるさん)には人間の良心がないのですか?本当なら一生刑務所に入って貰いたいです」などと反論と糾弾をしていました。
そして、富田氏の意見陳述が終ってから、検察が、前回に被告人や弁護士が主張した事に対して、ブレノさんが「威力業務妨害幇助」に当たる事の説明、おつるさんが「建造物侵入」「威力業務妨害」に当たる説明をしました。
要約すると・・・
ブレノさん
・建造物侵入は争わない
威力業務妨害幇助については
・指示された個所を撮影したのは、条件反射的に撮影したものであって、斉さんや荒巻さんの指示下にあったものではない
・撮影行為が、斉さんや荒巻さんに対して抗議活動をより激しくするような幇助をなしてない
・手間賃は生活が苦しかったので貰ったが、それを持って斉さんや荒巻さんの配下として在特会の広報を担っていた訳じゃない
・在特会の支持拡大の為にやった訳ではない
・他のMやIの行為(撮影し、罵声をあげる。拡声器で罵声をあげるなどの威力業務妨害の行為を行った人間の事)と比較して、ブレノさんは「幇助」であり、正犯の人間が逮捕も起訴もされてないのに、「幇助」の方を起訴するのは、罪刑の均衡に反し、公訴権の適正な行使とは言えず濫用である。
などのようでした。
これに対して、検事が、色々と「〇〇の主張に対しては〇〇ではなくて、ブレノさんの行為は幇助として認められ、ブレノさんや弁護士の主張(反論)は間違っている。よって、正当な起訴である」と
おつるさんは
と、途中ですが、続きは明日以降に書きます。
【投稿者】川東大了