2014年7月26日(土) の予定

在特会 vs しばき隊

在特会やチーム関西と言った「行動する保守」と呼ばれる運動が起きて、一時期「過激」な行動を「宣伝」として躍進した。
朝鮮学校への抗議等により、爆発的にその存在が知れるようになる。

当初、マスコミは「あえて報道しない。報道すれば、宣伝になり、敵に利する」と言う立ち位置だったようだが、方向を転換し、「在特会のような差別集団がいる」と攻撃を始めた。

普通の人は、テレビなどで「在特会が排外主義を訴えている」「朝鮮学校を襲撃して子供達が心に傷を負った」と言う報道を聞いたら、「在特会は酷い差別集団だ、こんなのを放置していては駄目だ」と思うだろう。

そして、思想的に偏っている訳でもない、単に「差別は良くない」と考えているだけの人間が、「在特会は差別をしている」との認識の下で、抗議をしようと現れる。


しかし、在特会に対して「在特会は差別を止めろ」と抗議する中で、少なからずの人間は「一体、在特会とはどんな団体か?在特会とは何を目的にしている団体か?どのような主張をしている団体か?」と疑問を持つ。

もしも、在特会が「朝鮮人を差別する日本にしましょう」と目的を掲げていれば、しばき隊も在特会に「差別やめろ」と抗議だけしていれば良いが、実際には在特会は「入管特例法を廃止しよう」と訴えている団体であり、更には「入管特例法が他の外国人に対して平等じゃない」との理由で在特会も「差別を無くせ」と訴えかけている団体である。


これまで、数多くの(我々に対する)抗議者を見て来たが、「入管特例法の廃止」を訴えかける事が差別になるとの説明は聞いた事がない。


さて、在特会としばき隊では決定的に違うものがある。


在特会はしばき隊と戦う事など、会の目的でもないし、単に邪魔に来るから「降りかかる火の粉は振り払う」だけの話・・

しかし、しばき隊は「在特会と戦う」事が目的になっている。


しばき隊が、本当に「差別」と戦い、差別のない社会を作る為に戦っていると言うのだったら、ある疑問に答えて欲しいと思う。


「日本から在特会がなくなったら、差別の無い社会になるの?」と・・


絶対に、彼らは「そうだ」と言わないだろう。


もしも、しばき隊の人間で、「在特会(やそれらと行動を共にする保守系市民運動)を無くせば日本から差別がなくなる」と真剣に考えている人間がいれば、「軍隊を持たない憲法9条が戦後の日本の平和を守って来た」と同レベルのお花畑である。


だから、こう言ってあげたい!


「本当に日本から差別を無くしたいと思っているのなら、在特会なんか相手にしてる場合じゃないだろ」とねwww


在特会は、「しばき隊が無くなったら、入管特例法が無くなる」なんて馬鹿な事を言わないし、「しばき隊をやっつけたら日本が良くなる」なんて馬鹿な事も言わない。

日本を良くする為の活動であり、その為に戦わなければならない「本当の敵」はいるが、それは「しばき隊」のような馬鹿な連中ではない。

残念なのは、最近、在特会のトップが「しばき隊」を真剣に相手しているように見える事かな・・・w


しばき隊が、在特会を攻撃対象にするのは、理由は簡単だ。

意思決定する中心部分の人間が、「差別」と戦うのではなく、「在特会」と戦う事を先導しているからだ。


しばき隊が、成長して、内部から「在特会なんか相手していて、日本が良くなるものか!」と声を挙げるようになって欲しい。


私に対してもそうだよ・・・


本当に差別を無くしたいと言う高貴な理想を持っているなら、私など眼中に入らないよ。

「川東がーーー」とか騒いでいるその程度のレベルで、「日本を差別の無い国にする」とか口に出来るようなレベルじゃない。


先日、仲パレが開催された。

正直な意見を言わせて貰えれば、日韓国交断絶デモのように、毎月のように開催して欲しい。

仲パレの人間が「素晴らしい」と言っているのだから、その素晴らしいものを毎月、開催するのに問題もないだろう。

そしたら、しばき隊の連中も、嫌でも在特会なんかに構ってられなくなるだろうし、レベルも上がるんじゃないの?

「拉致被害者を取り返しましょう」「生活保護の不正受給は駄目ですよ」と言っているだけなのに、鶴橋の安寧を破壊しながら「うるさい、とっとと帰れ」と大音量で騒いで「差別と戦っている」つもりになっている「なんちゃって」の運動に先もないだろう。


大体、在特会が「差別をしていない」と言ってるのだから、「差別やめろ」と抗議しても、話が噛み合う事もない。

どうしても、在特会の行動を止めさせたいなら、「入管特例法の廃止を訴える事が差別になる」と説明出来ないと駄目だ。


在特会は、とてつもなく巨大な壁(入管特例法の廃止)に立ち向かっている。

それを邪魔して、「差別と戦っている」つもりの連中とでは・・・


それに、在特会とか「行動する保守」とかの運動なんかが全くない時から、在日は「差別」をされて来たって言ってるよw

在日が、「これまで日本で差別なんて無かったのだけど、在特会が現れてから、差別を受けるようになった」と言ってるなら、君達の言い分も成り立つ余地があるだろうがね・・・

在特会が、在日に対する差別を作った訳じゃない。

今の君達を見ていると「在特会が在日に対する差別を生み出した」と言っているように見えるw


君達が本当に「差別を無くしたい」と思っているなら、君達の内部に「敵」がいるのを見えるようにならないと・・・


前も書いたかもしれないけど、「次のファシズムは、ファシズム反対の声と共にやって来る」と言う言葉がある。


時たま「差別利権」と言う言葉を使う事があるけど、世の中には「差別」で飯を食べている連中がいる。

「差別がなくなったら困る」人達がいる。

「私は差別された」と言えなくなったら困る人達がいる。

差別反対と声を挙げる人達こそ、実は差別が「いつまでもあり続ける社会」でないと困る人達の集まりじゃないのか!?


※ 敵に塩を送るって格好つける訳じゃないけど、私の「考え」から何か得るものがあったら、幸いです。

【投稿者】
川西大了

【注意】
活動の告知ではありません。
ミクシーにて全体公開で書いた日記の転載です。

登録番号
No.746
日時
7月26日(土)
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