2014年10月5日(日) の予定

橋下の誤算・・・

橋下はもともと弁護士であるので、理系、文系で言えば、文系になると思うが、歴史は専門じゃなかろう。外国語とかもな。

これまでの奴の発言などを聞いていると、近現代史の理解は・・・
・日本は侵略戦争をしたが、それは、世界中のやっていた事だから、日本だけが悪いのではない。
・従軍慰安婦の問題については、日本だけがやった事ではないので、日本だけが殊更に糾弾されるのは不公正で承服出来ない。が、何も悪い事(反省・賠償するような事)が無いとは思っていない。

な感じの事を公言している。

更に、外国人地方参政権問題においては、憲法違反として反対としながら、「特別永住資格者には付与を認めて良い」とも発言しているので、特別永住資格者に対して、もしかすると、何かしらの「背景事情」を持っている可能性がある。

しかし、いわゆる「強制連行」とかではない。さすがに今の時代に「強制連行されて、祖国に帰れなくなった可哀相な朝鮮人」なんて認識でいる「知識人」は極わずかだ。
もっとも、会長と面談するのだから、「そういう認識」であった方が好都合ではあったが・・w


ここから先は、単なる想像なので、実際の経緯と違うかもしれない。


昨今、ニュース等で「ヘイトスピーチ」が話題になり、特に大阪市においても、デモや街宣、それに加えて反対派の抗議も現れ、しばしばニュースで報じられたり、国連機関やら公安調査庁の報告やらでも、しばしば、「行動する保守」が取り上げられるようになる。

橋下は弁護士なので、特に朝鮮学校の民事裁判の判決には、関心があっただろう。1200万円の高額の判決で大きくニュースにもなったし。きっと、ざっくりと内容に目を通したと思われる。
(奴は弁護士なので、高額の理由は裁判所の仮処分を無視した為である事は理解しただろう)

そこで、橋下は単純に「裁判所が人種差別をした」と認定する位の反社会的な市民団体だから、どうせ大した「理論武装」などないとタカを括ったと思われる。

ようするに、左翼の「軍隊があるから戦争が起きる。軍隊がなければ戦争は起きない。」「他人が殴られているのに、自分が殴られた事にして、関係のない戦争に参加出来るようにする集団的自衛権に反対」みたいに、薄っぺらい主張で、議論や討論となった際には、簡単に論破出来る位に思ったのではないか・・・


そして、従軍慰安婦の問題で、かつて、自称「慰安婦」のおばあさんが抗議に来た時、橋下は面談の要請に応じた。
ちなみに、この時の橋下は慰安婦問題に対して「歴史捏造、謝罪も賠償も必要ない」と言うスタンスではなかった。どちらかと言うと、自称「慰安婦」のおばあさんに対しては、「戦争と言う不幸な時代の犠牲者で、それぞれに筆舌に尽くし難い悲惨な目にあい、人間としての尊厳が踏み躙られた可哀相な被害者かもしれない。だから、その声は真摯に耳を傾けて解決の道を模索したい」的なスタンスであった。

が、自称「慰安婦」は、橋下が謝罪すると言う「台本」がなかった為に、突如、逃走して面談はなくなったw


橋下は、安易にこの時の経験を当てはめて、「ヘイトスピーチのような陳腐な表現をする人種差別団体が、堂々と俺の前に現れて、俺と議論(討論)するはずがない」と思って、それで「会ってやる」と言ったと、少なくとも私は考えている。


しかし、橋下の予測は外れ、「では、会って下さい」となったので、橋下は「ええっ!?」となった。

それで仕方なく、「在特会ってのは、どんな団体だ?」と調べると、「入管特例法の廃止を訴える市民団体」と知る事になる。

多分、橋下は「特別永住資格制度」については、多少の知識はあったと思うが、それは「戦争が終って、植民地支配していた朝鮮半島を失い、日本に労働力として強制力をもってつれて来ていた朝鮮半島の人達が、日本にいたまま、ある日、突然、国籍を奪われてしまった。なので、その人達に特別に在留資格を与えた法律」位の認識だったのではないだろうか?

だから、橋下は入管特例法を支持する立場として「歴史的経緯」を出せば、何とか反論出来ると考えたはずである・・・

しかし、橋下も馬鹿じゃない、少し詳しい人間に相談すれば、「歴史的経緯」で反論するのは、絶対に「勝ち目がない」と教えてもらったはずだ。

当初は、「入管特例法の廃止」の主張自体に反論して、在特会の目的自体を否定してやりたい位に思っていたはずだが、色々と研究した結果、「在特会の主張する入管特例法は良い法律だ」と言うのは、「勝ち目がない」と悟ったのだろう。


橋下は、願わくば論点をすりかえて、入管特例法の是非ではなく、「ヘイトスピーチは人種差別、人種差別は良くない」だけに持って行きたいはずである。

この「ヘイトスピーチ」うんぬんについて、会長と橋下が何を話するのか分らんが、正直、興味はない。どうでも良いからだw


しかし、「ヘイトスピーチは駄目だ」と言う結論に至っても、何も困る事はない。
在特会は、別に世間で言う処の「ヘイトスピーチ」が法律で禁止されても、在特会の主義主張に何の影響もない。
ヘイトスピーチでしか、在特会の主張が出来ない訳じゃない。

勿論、「入管特例法の廃止を訴える事がヘイトだ」とか「韓国の批判をすればヘイトだ」とか言われたら別だがなwww


逆に、橋下は既に「日本人に対するヘイトスピーチも同様に許さない」と公言しているので、ある意味では好都合でもある。

大阪城公園には、「強制連行」の石碑が設置されている。これが、日本人に対するヘイトスピーチなのは明白である。

大阪市が出した人権冊子、「ななちゃんで~す」でも、在日の来歴は強制連行だと、日本人に対するヘイトを書いていた。


朝鮮人であれ、在日であれ、日本人であれ、「不当に特定の民族へ対する侮辱や憎悪を煽る表現を許さない」となった場合、一番、困るのは在特会ではないw

この「強制連行」の日本人に対するヘイトスピーチは、枚方市でも、大東市でも、大阪府下の多くの自治体を調査すれば、数多くあるだろう。
多分、枚方とか大東とかみたいに大きいものでなくて、小さいものであれば、何処にでもあると思われる。


と、言うか、そもそも、この運動の原点は、「竹島」「拉致」「在日の強制連行」「従軍慰安婦の性奴隷制度」などなどの日本人へ対するヘイトクライム・ヘイトスピーチに対する反撃である。

国家が、チョンコの日本に対するヘイトクライム・ヘイトスピーチに対処しないどころか、それに加担した為に、我々が「やられたら、やり返す」で反撃した事が「発端」である。


橋下は、ある部分では男らしい人間でもある。

最初は、在特会を下劣な差別集団と認識していたが、詳細を把握するにつれ、認識が変わっているかもしれない。


竹島を「共同管理しよう」と言う位の人間だから、あまり楽観的な観測はするつもりはないが、会長との面談は、アームストロングではないが「日本にとって、大きな一歩」となるかもしれない。


ま、本当は「ヘイトスピーチ」うんぬんって言うのは、在特会にはあまり関係はないのだがね・・・w

いわゆる「ヘイトスピーチ」って奴をやっていたのは、チーム関西とか神鷲皇國会とか、断交デモであって、それをメディアが勝手に「在特会が・・・」と報じたので、世間で「在特会=ヘイトスピーチ」と誤認識されているだけwww

だから、会長が、「私もあんな下品な表現は大嫌いなんだ」と言ったら、話は早いかもしれないw

ちなみに私だって下品な表現は嫌いだ。


しかし、相手が「本当の暴力」で攻撃して来るのだから、こっちも相応の反撃が必要になる。
竹島では44人が死傷しているし、拉致事件では多くの日本人が誘拐殺人されている。
朝鮮人は、ドンドンと日本人の生命を断っている。

それに対して、暴力は暴力でも「言葉の暴力」で反撃したとしても、当たり前でしかある。

勿論、「言葉の暴力」だって、人の心を傷つける力はあるかもしれない、が、言葉の暴力で一体、何人のチョンコが死んだのだ!?


チョンコが9割を占めるパチンコ・・・、そのパチンコで一体、何人の人間が「病的賭博」になり、何人の人間が破産して首を吊り、何人の子供が車内で蒸し焼きになっているのか?


1人の死者も出さないヘイトスピーチと、何人もの死者を出しているパチンコと、一体どっちが「犯罪として取り締まるべき」なのであろうか?

登録番号
No.776
日時
10月5日(日)
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