かつて私は野間さんと対話した事がある。
当初、我々の街宣やデモに文句を言って来る事から、我々と主義主張が反対の人間だと思っていた。
日の丸にハーケンクロイツを書いて、足跡をつけ、それを踏みつけて歩くような連中だと・・・
しかし、話をしてみると、以外にも「竹島は日本の領土、取り返さないといけない」「拉致被害者も取り返さないといけない」と言う。
そして、「君達が政治主張をするのは勝手だ、好きにやったらいい。誰もアカン言ってない。けど竹島なら韓国へ、拉致なら北朝鮮へ、関係の無い在日に向かってヘイトスピーチをするな」と言っていた。
一言も「君達が入管特例法の廃止を訴えかける行為は差別だ、ヘイトスピーチだ、止めろ」と言われなかった。
政治主張はオッケー、でも、その政治主張にヘイトスピーチを用いるな、或いは、その政治主張を利用した差別はするな。
これが、当初のしばき隊の主張だったはず。
しかし、維新の党が入管特例法の廃止を表明すると、どうなったか?
入管特例法の廃止と言う主張はヘイトスピーチだと言い出したw
いやいや、ヘイトスピーチさえしなかったら、いくらでも政治主張する事は自由だし、認められた権利だと言っていたんじゃなかったのかよwww
ここから、1つの事実が判明した。
実は、最初から「入管特例法の廃止」の主張をされる事が都合が悪くて、どうにかして止めさせたかった。
しかし、「入管特例法が無くなったら困るから、そのような主張は止めろ」と言ったら、言論弾圧になってしまう。
そこで、言論弾圧の口実として、「政治主張はやってもいいが、関係の無い在日にヘイトスピーチをするな」に摩り替えた。
これだと、言論弾圧ではなく、差別に抗議しているように偽装出来る。
本当に、在特会の表現方法が「差別」「ヘイトスピーチ」だと思って抗議していたのだとすれば、橋下の発言で困る事は何もない。
むしろ「俺が国政で取り組んでやるから、お前らはヘイトスピーチを止めろ」って言ってるのだから、バン万歳である(はずだ)。
しばき隊は、「橋下がああ言ってるのだから、後は橋下に任せて、お前達は在日に対して心を傷つけるような街宣をするな」と言って、橋下が約束通り、国政の場で入管特例法の廃止に取り組んでいくかを監視していればいい。
そして、もしも、約束を破って入管特例法の廃止を疎かにするような様子だったら、「橋下よ、約束どおり一生懸命、入管特例法の廃止を進めてくれないと、再び在特会のヘイトスピーチが行われてしまうじゃないか!」と抗議したらいいのだ。
維新の党(橋下)が入管特例法の廃止に取り組むとなって、その「政治主張」を攻撃の対象にした事によって、しばき隊は、「差別」と戦っていたのは嘘で、「入管特例法の廃止」と言う政治主張を対象に戦っていた事が明らかになった。
そして、卑劣にも、その言論弾圧を偽装する為に、「差別を止めろ」と言う言葉を利用していたのだ。
以前、言ったはずだが、「次のファシズムは、ファシズム反対の声と共にやって来る」が証明された形だw
差別は、差別反対、差別やめろの声と共にやって来たw
後だしジャンケンのように、「入管特例法の廃止を訴える事は差別じゃない、けど、ヘイトは駄目」から、「入管特例法の廃止の主張はヘイト」に都合よく、差別やヘイトスピーチの定義を変えて行く。
そして、本当に「入管特例法の廃止」がヘイトなら、橋下なり、維新の党に対して「ヘイト止めろ」の声はあげるのだろうね???
それとも、在特会が主張したら「差別」「ヘイト」だが、橋下が主張したら、「綺麗な差別」「綺麗なヘイト」とでも言うのかね???
君たちの「正義」は何処にあるのだ、教えてくれ。
【投稿者】
私の大阪で売春は絶対に許さない市民の会・代表
川西大了
【注意】
ヘイトスピーチは少なくとも「犯罪」ではありませんが、売春は完璧な「犯罪」ですw