日本軍 「慰安婦」 問題の事実をわい曲する右派言論が勢いづいている今だからこそ、 安倍政権が河野談話を見直さないとしながら河野談話を骨抜きにする言動を繰り返す今だからこそ、私たちは被害者が望む解決とは何か、改めて打ち出す場を持つことにしました。
この間にも、被害者は一人一人、人生の終わりを迎えようとしています。 にもかかわらず、問題解決に努力するどころか、被害者たちをさらに貶め、問題を悪化させている日本政府に対して、今、本当になすべきことは何なのか、このような時だからこそ、冷静に提言したいと思います。
本シンポジウムは、第12 回アジア連帯会議で8 ヵ国の被害者と支援者によって採択され、6 月2 日、政府に手渡した提言「日本軍『慰安婦』問題解決のためにの内容を改めて紹介し、 議論を深める催しです。
/大阪シンポジウム/
11月24日(祝)13:30開場 14:00開始
クレオ大阪中央セミナーホール
資料費:¥800
主催:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
= DVD上映「少女の物語」=
1部 講演 「慰安婦」問題の本質とは何か
~朝日新聞訂正報道を悪用した「慰安婦」否定の背景にあるもの~
梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
2部 シンポジウム 「法的解決とは何か」
このたびの「提言」は、韓国挺身隊問題対策協議会と日本軍「慰安婦」問題解決全国行動が日本と韓国の法律家を交えて、1年間にわたり議論してきた「法的解決」の中身を土台に作成されました。この議論をおこなってきたメンバーが、その経過と内容を説明した上で、質疑と議論をおこないます。
経過報告 梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
発 題 金昌禄 (釜山大学法学部教授)
川上詩朗(弁護士)