2014年11月20日(木) の予定

ヘイトスピーチの法規制、犯罪化について

法律で禁止するのであれば、条文を作る必要がある。当たり前

本当なら、簡潔に「不特定多数の人間に対して公共の場において、公然と特定の民族や人種に対して、憎悪感情や嫌悪感情を惹起させる事を目的とした示威行為を行う事」としたい所だが、話はそれ程、簡単にはいかないw

何故か!?


例えば、「スパイ防止法」を何故、作らないのか、分かる人いるだろうか?

スパイが、自分達を取り締まる「スパイ防止法」を作ったら、その法律で自分が捕まってしまうよねw

だから、自民党も民主党も、「スパイ防止法」を作らない・・・


では、先ほど述べた条文で「ヘイトスピーチ罪」あるいは「人種差別煽動罪」を作ったとしたら、誰が「検挙」の対象となるか?

「日本軍は朝鮮半島で20万人の婦女子を強制連行して性奴隷にした、だから、謝罪と賠償をしろ」と言う発言、示威行為が、その対象となるw

つーか、実は現行の法律の下でも、「詐欺罪」「名誉毀損罪(侮辱罪)」に該当するのだが・・


勿論、水曜デマの連中だけではない、「朝鮮人の来歴は強制連行だ」と虚偽の事実を摘示して、日本人が「人攫い」のように貶める宣伝行為をしている行政もその対象となる。

ま、これも、現行の法律の下でも、地方公務員法違反(信用失墜行為の禁止、職務専念義務等)や名誉毀損罪(侮辱罪)に該当するのだが・・


外国国章損壊罪のように、「外国の国章の損壊は駄目だが、日本の国章の損壊は構わない」と言う感じで、「外国人への憎悪表現は駄目だが、外国人による日本人への憎悪表現は対象外」と出来たら、彼らは明日にでも制定するかもしれないが、残念ながら、そこまで強引な事はやる勇気もなかろうwww

別の意味で、そう言う勇気と覚悟があるのは、戸田先生くらいだろうな。

あの人なら、「日本人に対して、憎悪や嫌悪の感情を惹起させる事は良い事だが、日本人が外国人に同じ事をするのは悪い事だ、だから、憎悪表現の取り締まりの対象は日本人だけに限定するべき」とハッキリと言うかもしれない。



今、法律を作って「日本人に対するヘイトスピーチ」も対象にして規制をすれば、その法律によって取り締まりを受けるのは、どう言う人達になるだろうか・・?

今まで、散々、反日、侮日を繰り返し、その都度「表現の自由だ」と叫んで来た連中が一番の標的になるだろう。

もっとも、彼らは「憲法で認められた表現の自由」を主張して最高裁まで戦って、おそらく、「勝つ」だろうがな・・・



さて、では、「こちら側」が取り締まりを受けた場合、どうなるか?

喩えば「朝鮮人は各地の井戸に毒を入れている。だから、朝鮮人は見つけ次第、殺さなければならない」と拡声器で叫んで、捕まったとしよう。
これは、「有罪」となる可能性が高い。

しかし、「朝鮮人は犯罪者が多い、日本人にとって危険な民族だ、だから、朝鮮人を日本から叩きだしましょう」と訴えた場合、仮に捕まったとしても、「有罪」にする事は間違いなく無理だろう。

理由は説明するまでもない、憲法で「表現の自由」「言論の自由」が認められているからであり、法律は「憲法で認められた権利」を侵害する事は出来ない。

憲法>法律>条例

なので、憲法に違反する法律や条例は効力が認められない、いわゆる「違憲立法」って奴ね


名誉毀損の違法性阻却自由にも、同様の事が明記されているが、ヘイト罪も同様の「違法性阻却自由」が認められる事にならざるを得ないだろう。

つまり、「摘示した内容が真実であり、その内容は公共の利害に関わり、その目的が公益の為である場合」は、ヘイト罪の違法性が阻却される事になるだろう。


では、単に「チョンコをぶち殺せ」と叫んで、現行犯逮捕された場合、どうなるだろうか?

当然、調べがあり、そこで何を主張するかが重要になって来るだろう・・・

私なら「チョンコによる凶悪犯罪が日本人の約3倍起きている。チョンコを皆殺しにしたら、在日の凶悪犯罪による犠牲者は0になる。日本人の生命・財産を守る為に、チョンコを殺すべきだと考えている。52万匹のチョンコより、チョンコに殺される100人の日本人の方が大事だ」と供述するだろうwww

更に「竹島近海で日本人がチョンコに虐殺されている。北朝鮮も日本人を大量に誘拐して虐殺している。在日も生物兵器としてこれまでに大勢の日本人を虐殺している。殺人犯に極刑を求めて何が悪い」とも供述するだろうwww


その主張が、単に朝鮮人に対する憎悪・嫌悪感情の惹起目的ではなく、朝鮮人の過去・現在の虐殺行為に対する報復感情の発露であった場合、どうなるのか?

愛する家族を殺された遺族が、法廷で「犯人を死刑にして欲しい」って訴える事は珍しくない。

このように殺人犯に死刑を求める事を、日本の社会は概ね許容している。


つまり、「竹島で日本人を殺害した朝鮮人を、被害者の無念を晴らす為にぶち殺せ」って言う発言が、許容されると言う論法。


ま、これは、どうなるのか微妙ちゃっ微妙だろうけど、少なくとも、ヘイト罪の適応の際に

「向こうが先にヘイトスピーチをやったから、こっちも同じ事をやり返した」と言う状況で、日本人だけに処罰を下すのは、法の公平性、公正性から問題が生じるだろう。

朝鮮人が「日本人は人攫い、強姦魔、虐殺魔だ」とヘイトスピーチをやって、それに対抗して「いや、チョンコこそが、人攫い、強姦魔、虐殺魔だ」と言った場合。
(ちなみに、朝鮮人が言えば「虚偽の摘示」であり、日本人が言えば「真実の摘示」であるがねw)

この場合、日本人だけを処罰するのは、出来ないだろう。当然、両方とも検挙になるだろうが、片方が「虚偽」によるヘイト、片方は「正当防衛」を主張する「真実」によるヘイト(?)・・・



このように、少し考えると、「ヘイト罪」が作られても、やましい事のない人間は何も困らない。

国連様(本当は国連じゃなく、その下部機関だが)から「ヘイト規制しなさい」と言われたらから、日本国政府としては「何か作らないといけない」と考えているだろうけど、それを作ったら、作った連中が一番困る事になるのも、知っているから、今、困っているだろうね。


俺は、ヘイトスピーチ罪が作られても、何も困らない、何も怖くない。


つーか、要するに「人権擁護法案」の化身でしょwww


とある勢力の人達にとって、都合の悪い言論を「差別認定」して、社会的に抹殺して、もって言論弾圧をしようとする法律。

こんな下らない法律を怖れて、支那と戦う事なんて出来やしない。


【投稿者】
川西大了

【おまけ】
でも、世の「自称愛国者」の98%ほどは、この「ヘイトスピーチ規制」が怖くて仕方ないのだろうけどね・・・

登録番号
No.804
日時
11月20日(木)
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