2015年12月20日(日) の予定

犬よりも多い外国人の問題・・・

埼玉県川口市の市議会において、野口宏明議員が9日の一般質問で外国人の税金滞納問題に触れた際「犬の登録数より、外国人の登録数が多くなっている」と発言した。

この件がいくつかのメディアで報じられている・・・

-------朝日デジタル-------

 開会中の埼玉県川口市議会で、野口宏明議員(自民)の一般質問に、外国人市民の増加を犬の登録数と比較した差別的な発言があったとして、議会が議事録とネット配信用動画から一部削除する手続きをとったことが12日わかった。

 発言があったのは9日の国民健康保険の外国人加入者に関する質問。野口氏は「市内の犬の登録数は今年9月末に2万6399頭。外国人は同時期に2万7028人と、もうすでに外国人のほうが多くなっている」と述べた。

 発言の冒頭に「例えは悪いが」と断りを入れたが、「不適切だ」とその日のうちに複数の会派から議長に申し入れがあり、議長が野口氏から事情を聴くなどしていた。この問題は11日の各会派代表者連絡会議で協議した結果、「外国人への差別、侮辱と受け取られかねない発言だった」と結論づけ、犬の登録数との比較部分の削除を決めた。

 野口氏は、取材に「誤解を招きかねない表現だった」と話している。(伊藤典俊)


-------埼玉新聞-------

 9日開催された川口市議会本会議の一般質問で自民党会派の市議が「市内の犬の登録数が2万6千頭で、外国人の数は2万7千人と、もう既に外国人の方が多くなっています」と発言、民主系の新風会や公明などほかの会派の市議から「不適切ではないか」と批判する声が上がった。これを受け稲川和成議長は11日午後、非公式の会派代表者会議を開き、全会派の意見が「不適切で削除すべきだ」と一致したため、問題箇所の議事録からの削除を決めた。

 稲川議長によると、市議は発言のあった9日の議会散会後、議長に「誤解を招く発言だった。申し訳なく、発言を取り消したい。議長に一任したい」と申し入れた。発言の問題箇所を議事録、録画ビデオなどから削除するという。

 稲川議長は埼玉新聞の取材に「外国人を差別する発言と受け取られかねない。浦和レッズのサポーターがジャパニーズオンリーの垂れ幕を出したのと同等のものであると思う。議会は公平、公正でなくてはならない。差別しては駄目だ」と話した。

 この発言を傍聴していた市民の男性(48)は「犬の数を引き合いに出して、外国人が増えたことを語った。人と犬を比較することの非常識さに驚いた。国会ならすぐに空転するような問題だ」と話した。


-------読売新聞-------

 埼玉県川口市議の野口宏明氏(58)(自民)が、9日の市議会一般質問で外国人の税金滞納問題に触れ、「市内の犬の登録数より外国人が多くなっている」と発言していたことが分かった。

 野口氏は他の市議から「不適切」との批判を受けて発言を撤回した。取材に対し、「外国人が増えていることを分かりやすく示そうとした。差別する意図はなかった」と釈明し、「不適切な例えだった。反省している」と語った。

 市議会の稲川和成議長らによると、野口氏は10日、稲川議長に発言撤回を申し入れた。稲川議長は11日、野口氏を口頭で厳重注意し、発言箇所を議事録や録画ビデオなどから削除することを決めた。




さて、それぞれの報道を比較すると朝日は「国民健康保険の外国人加入者」に関する質問の際と報じている。
埼玉新聞では、どのような議題の最中に出た発言か一切書かれていない。
読売新聞は、朝日新聞とは違い「外国人の税金滞納問題」に関する質疑の際と報じている。

読売新聞を見た読者だと、この記事から「税金を滞納する外国人が多い」事が川口市では問題になっている事が読み解ける。
つまり、日本人と違って真面目に納税の義務を果たさない外国人が多い事と、その「多い」と言う実態を体感的に分かりやすく比喩する為の「犬よりも外国人の方が多い」と表現したのだと分かる。


この事件(?)は、ある市議が「犬よりも外国人が多い」と発言したのが不適切発言だったとか言う問題ではないだろう。

税金を滞納するような外国人が増加すれば、そのしわ寄せは善良な日本人に来る事は明白だ。

そんな迷惑な外国人が犬よりも多い街になっているとすれば、非常に日本人とっては迷惑な存在である。


しかし、朝日によれば「国民健康保険の外国人加入者」に関する質問においてと報じられている。

読売新聞と、発言がなされた場面が食い違う。どちらかが誤報である。

だが、私にはどっちが嘘をついているか、調べなくても即座に分かる。

32年間も捏造記事を放置したり、サンゴを傷つけて捏造記事を書くような新聞を信じるような奴は朝鮮人よりも頭が悪いだろう。


しかも、朝日の書き方だと「本来、納付しなければならないお金の未納が問題とされている」と言う、この事件の全容を把握・理解する上で最も重要な「背景事情」を隠ぺいし、「未納」と言う問題の存在自体を隠ぺいしている。

読者が、善良な外国人の議題だったのか、不逞な外国人の議題だったのかが分からないようにする為だ。
そして、「外国人は良い人達」と言う偏見を国民に植え付ける意図によるものだ。
ま、今回は「外国人は困った人達」と言う真実が周知されるのを避ける為であるがね。


埼玉新聞は、あえて虚偽の背景事情を捏造するような事はせず、どのような議題の際に出た発言かの背景事情の全てを抜き落としている。
捏造してまで事実を改竄する朝日よりは、「報道しない権利」の範囲で対処しようとする埼玉新聞の方がギリギリのコンプライアンスを維持しているとも言える・・・

まぁ「チョンコ、チャンコロを笑う」のレベルだがね・・

登録番号
No.978
日時
12月20日(日)
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